農薬について最近の一番の感心ごと。それは毎日食べる食材の事です。 今まであまり気にしていなかったけれど、 小さな子供に食べさせるその食品は安全ですか?? 全て気にしていたらキリが無いけれど、これからは自分の健康は自分で守るもの・お金を出して買うものなんだと少し考え始めました。 私の家の近所には大小様々なスーパーマーケットが6店舗ほどあり、食材は選び放題だったので、どこが一番安いのか調べて買いに行ったりした時期もありました。 けれど、ある日とんでもないものをみてしまい、愕然としたのです。 なんと約1週間前に買って冷蔵庫の中で忘れられてたほうれん草が、1週間も経った時でも葉がピンとたっていたのです。 以前、TVで悪質スーパーマーケットは売れ残り野菜をその晩、野菜を再生させる液に漬けておき、翌日売っているという番組がやっていたので、このほうれん草もきっとその液に漬かったものだと思いました。 かつて私が子供だった時、野菜はすぐにしおれてしまい、ほうれん草、小松菜などの葉ものは翌日には決まってシュンと萎れていた気がするのに。 贅沢は出来ないけれど、あとで降りかかってくる体の異常の方が恐ろしいので、 安全性の高い(生産方法等が明記されていて安全だと思われる)食材を手に入れようと思ます。 その他にも、出来るだけ化学調味料などを使わない調理法を考えております。 ところで、有機栽培や無農薬栽培の違いをご存じですか。 「有機栽培」の野菜よりも、「無農薬栽培」の方が良い物と思っている人が まだまだ多いそうです。 **下記に少し紹介致します。** ☆有機農産物(有機栽培農産物) 原則・化学合成農薬、化学肥料及び化学合成土壌改良剤を使わずに、3年以上経過し、 堆肥等による土作りを行い収穫された農産物。 当期作でも化学合成農薬は使用されていない。 ☆減農薬栽培(減化学肥料栽培)農産物 化学合成農薬又は化学肥料の使用を、同じ地域の同じ時期に使われる回数又は量を5割以下に減らして生産された農産物。 この表示は、減らした割合、使った化学合成農薬又は化学肥料の名称及び用途、 回数等を併せて明示する事。 これらの事項が明示されなければ、「減農薬栽培農産物」等の表示が出来ない。 ☆無農薬栽培(無化学肥料栽培)農産物 農薬又は化学肥料を使用しない栽培方法により生産されたもの。 但し、当期作においてのみ農薬又は化学肥料を使わなかったと言う事であり、 有機栽培農産物と異なり、前作までの農薬の使用状況は問われない。 また、農薬を使わなくても化学肥料を使った場合は、「化学肥料使用」の表示をする事になっている。 ☆転換期間中有機農産物 有機農作物と同じ栽培方法だが、原則として化学合成農薬、化学肥料及び化学合成土壌改良資材を使用しない期間が6ヶ月以上3年未満の状況で収穫された農産物。 だそうです。私もよく知らなかったので調べてみました。 今後はこういった表示をよく見るようにして、自分で考え食品を選んでいきたいと思います。 ***この記事を以前に書いてからすでに8年程経過しております。*** 現在、日本ではオーガニックも流行り、野菜の安全性は定着しつつあるようです。 今私が住んでいるシンガポールでは、アジア各国から集められる食材がたくさん売られています。産地は明記されていないものも、たくさんあります。 特にウェットマーケットといって、日本でいう朝市みたいな場所で、私も度々お野菜を購入しています。 食の安全性、心配しても仕方のない、防ぎようのない場合はどうするか?? 野菜は、よく洗う。これが一番だそうです。 流水ではなく、桶のようなものに水を貯めて、その水でさっとお野菜を洗う。 水を替えて洗う。これを4,5回繰り返せば、たいていの農薬は落とせると伺いました。 今、こちらでは、そのようにして野菜をいただいています。 |